越後のアキクロ

2016/7/23
人生の中で最長距離の遠征のため、早朝から電車に揺られ7時間。
目的地の新潟に到着

ターゲットは新潟名産?オサゴミのベーツ(ミズギワ)ナガゴミムシとアキタクロナガオサムシである。

駅で今回の採集を案内してくれるE.Kと合流。

まずはアキクロとプテロを狙うべく駅付近のスギ林にコップを埋設する事にした。
ここはEKがオサ堀りでアキタを大量に採ったポイントらしい。採れるといいが…

粘土質に苦戦しながらも80個のトラップ設置を完了させ
帰り際に、掛けたばかりのトラップに早速なにかが落ちているのを発見
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マガタマハンミョウ
Cylindera (Apterodela) ovipennis Bates,1833

マガタマじゃん!
憧れの虫を採集しやっと新潟に来た実感が湧く。

EKによるとここらではそこら中で湧くらしい。
おそらく関東でいうトウキョウヒメハンミョウぐらいの感覚なのだろうか…
非常に羨ましい…

スギ林を後にして
外灯採集までは時間があるようなので外灯ポイントの休憩所で駄弁りつつ日没を待つ

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早速EKがミヤマクワガタメスを発見

日が暮れて虫が飛び始めてきたのか…?
見回りを開始する

甲虫に関してはコクワガタやウスバカミキリやミヤマカミキリやミヤマクワガタがポツポツと飛来してきたがゴールデンタイムを迎えてもなかなか飛来してこないので、ポイントを移動し海沿いにあった歩道橋を見回りシロスジコガネを数匹採集


そして、ここので驚かされたのはこいつ…
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海抜0mアカアシクワガタ!
新潟クオリティ恐るべし

最後の見回りポイントであるコンビニでミヤマクワガタとシロスジコガネ多数追加
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シロスジコガネ
Polyphylla albolineata Motschulsky,1861

そして普通種らしいが渡良瀬以来で地元東京ではなかなかお目にかかれない(自分が採れてないだけかもしれない)キンナガゴミムシを数匹採集できた。
湿地帯、山地、海浜の虫が全て揃う。
東京や宮崎では絶対に真似できない環境がここにはある。これが新潟クオリティか!

飛来状況は良くなかったらしいが自分には十分に楽しめた。採集を終了させEK宅にお邪魔させてもらいガールズトークならぬボーイズムシヤトークやお土産交換などをして就寝…
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EK宅にて生け捕りされていたオオヨツボシゴミムシ。新潟では個体数が多いらしい…こいつについての情報もいくつか教えて貰った


7/24
コンビニで朝飯を済ませ、直ぐにEKとともにトラップ回収へ向う。

30分程でスギ林に到着…
ベーツナガとアキクロ落ちていてくれ!

結果はこんな感じ

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そしてちゃんと採集することが出来た
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アキタクロナガオサムシ
Carabus(Euleptocarabus)porrecticollis Bate,1883
前胸の青みと鞘翅の凹凸。
造形、色彩共に素晴らしいオサムシ
オサ始めて以来憧れのオサムシを指で掴んでるのに、実感がわかないぜ畜生!
発生初期なのか個体数は少なくテネラルも混じっていた。

ベーツナガの方は採れなかった。
これはまたいずれ必ずリベンジしよう。
他には
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クロオサムシ越後亜種(エチゴクロオサムシ)
Carabus (Ohomopterus) albrechti echigo Ishikawa &Takami,1996
エサキには見ないメタリックピンクが美しい

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アオオサムシ
Carabus (Ohomopterus) inslicola
この地域はシナノアオとキタアオの混生域らしいが、採れたのは全て雌個体だったためどちらになるのかは分からない。

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ケゴモクムシ
Harpalus (Pseudoophonus) ussuriensis vicarius Harold, 1878

そこの人駄物なんて言っちゃいけない。
個人的にHarpalusは好きな方だ
理由は単純、一番身近なゴミムシであり都市公園の芝生でも豊富な種類が見られやり甲斐がある。
だがその中でコイツは他のケゴモクに比べ大きくて迫力がある。また、山に行かないと見れない特別感がある。


この後灼熱の林道を歩いたりしたが特に何もなかったので詳しい事はEKの採集記

駅でEKと別れを告げ長い長い帰路に着いた。
次に行くときはコアオマイマイやベーツナガを持って帰りたい

採集の案内してくれ、家に泊めてくれたE.K氏に感謝します。ありがとうございましたm(__)m



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by Nialoe5364 | 2017-01-07 00:03

ブナ帯のプテロを求めて

すっかり年も開けてしまいました笑
今年もよろしくお願いします。
2016/5/29
朝、眠りから覚め最後に残ってるのは携帯のアラーム音を消した記憶。

二度寝して寝坊したぁ...

急いで家を出て電車に乗り込み
ここで、焦って家に地図を忘れたことに気付く

まさに負のスパイラル(泣)

帰るわけにも行かないのでとりあえずポイント最寄りバス停に降り立った。

しかし、案の定道がわからなくなり、とりあえずポイントと終点が同じ安全な登山道に突っ込んだ。

安全と言われてるわりには、厳しい急登を登り、ようやく沢を発見
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寝坊で時間もなかったのでここにベイトトラップを60程掛けて下山
石起こしの際ミヤマメダカゴミムシやガロアムシなんかもいた。




6/4
結構雨が降ったようなので流されていないか心配だったが沢に着いてみると大丈夫そうだった。
トラップ回収を始めると、無数のチビシデムシ…

同定は難しい種ではないかもしれないが本格的にやる勇気はない。

そして雨が降ってベイトにカビが生えたせいかシリホソハネカクシ、ヒゲブトハネカクシ、サビハネカクシなど、やたらハネカクシの種類が多かった
もしかしたらこれはベイトにカビを使うのものもありかも??
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そして主役の登場

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ウエノオオナガゴミムシ
Pterostichus(Paralianoe)uenoi STRANE,1955

デカイ…

今までタナカとミヤマしか見たことない自分にはとてつもなく大きく感じる。
体長は21mm普通のニッコウオオズより遥かに大きいだろう…

久しぶりのプテロに今回は満足




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by Nialoe5364 | 2017-01-01 19:45 | オサムシ・ゴミムシ